内容紹介
NeurIPS、CVPR、ICLRをはじめとする20以上の著名な国際学会から、商用利用可能なコードが公開されているAI論文200本を厳選し、各論文の要約と重要図表を収録した年鑑形式のサーベイ本です。昨年刊行した初版に続く2冊目となる本書では、論文の選定方法・収録範囲・解説の両面で大幅な改良を施しました。
本書の最大の特徴は、LLMを中心とした自動化パイプラインによって論文を選定・解説している点です。初版では「被引用数×GitHubスター数」という人気度ベースのスコアリングでしたが、本書ではLLMによるOriginality(独創性)とElegance(洗練性)の評価を主軸に据えました。引用数やスター数では埋もれがちな「ダークホース」的論文を正当に評価し、選定に反映しています。
また、初版ではCV系がクラスタの大半を占めていましたが、本書ではCV・NLP・音声などの分野ごとにクラスタリングを行い、各分野に最低クラスタ数を保証。収集対象も20以上のカンファレンスに拡充し、ICASSP・Interspeech(音声)、KDD(データマイニング)、NAACL・EMNLP(自然言語処理)などを新たにカバーしています。
さらに、各章の冒頭にサーベイ記事を新設しました。クラスタに属する全論文をLLMに入力し、研究動向・主要アプローチ・今後の展望をまとめています。各論文を読む前に全体像をつかむことで、個別の論文の位置づけが理解しやすくなります。